【 日常の雑感、発見、出来事 】
今日は、尊敬する人の還暦祝いパーティがあり、
お招きいただいて、出席させていただきました。
還暦を迎えられたのは、昔からお仕事を一緒にさせて頂いている士業の先生。
職員様から、「気軽にお越し下さいね」といわれていましたので、
気軽に行ったところ、びっくり。
ホテルの宴会ルームで、招かれている方々は、蒼々たるメンバーそして人数。
議員さんから大きな会社の社長さん、各界の著名な方々、そして、優秀な職員の皆さん、
先生のご家族の皆様。人数は、約30名。
でも、とても暖かい雰囲気で、笑いあり感動あり、すばらしい祝賀会でした。
還暦を迎えられたのは、士業になられて30年の先生です。
私など、足元にも及ばないのは当然ですが、ふと思いました。
「30年経ったとき、私はこういう風に祝ってもらえるんだろうか・・・?」
先生のご人徳とご実績があって、職員の皆さんが育ち、また顧問先も増えて、
おられるのは確かで、尊敬の念は絶えません。
驚いたのは、30年、顧問契約されている企業の社長さんが出席されていたこと。
私は口先では、「末永いお付き合いを」と言っていますが、実際、どうなのか。
心から願っているつもりでも、実際にそれが可能なのか。
自分が願っていることが目の前にありました。
この30年来の顧問企業の社長さんのスピーチの中で・・・・
「我が社の山あり谷ありの中で、変わらず先生は、お世話してくれた」
とありました。
果たして、私に、事務所に、それができるのか。
依頼人側、事務所側、長い間には、山あり谷あり。
いい事も悪い事もあります。
見解の相違で、言い争いをすることもあるかもしれません。
笑い、感動、いろいろとある祝賀会の中で、「果たして自分にもできるのか」と
自問自答ばかりしておりました。
還暦を迎えられたこの先生には、いつも勉強させていただいています。
今日も、とても深い大事なところを教えてもらった気がします。
先生のことを尊敬していなければ、職員の皆さんは、祝賀会など開かないでしょう。
先生に感謝していなければ、顧客、取引先の皆さんは、参加しないでしょう。
祝賀会の中でスピーチさせてもらいました。その中で、申し上げたことの中に、
この先生と初めてお会いしたときのエピソードをお話しました。
私が事務所を創業して1年目、いわゆる「ぺーぺー」で、右も左も分からないころです。
初めてお会いして少しお話したのち、この先生が私に言いました。
「あなたは実務家ではない。経営者だ。」
当時のわたしは、実務家と経営者の区別などつくわけがありません。
「初めて会うのに、なんてこと言う人なんだろう」といぶかりました。
でも最近、よく思います。
専門事務所というのは、一人の力では、必ず限界が来ます。
依頼人様が望むリーガルサービスを提供するためには、一人の力では、無理です。
近年、特に、企業様のニーズは多様化しています。
いま、当事務所は、いくつかの部門をそれぞれが担当する形となっています。
私は、社外法務部、言い換えれば、争いにしないためのリスクヘッジ部門を担当しています。
私が担当している部分は、事務所のほんの一部分であって、
他の「手続部門」「会計部門」というのは、職員が主に担当してくれています。
その分野では、私なんぞ職員の足元にも及びません。もちろん、知識は持っているつもり
ですが、職員の現場の力には到底及ばないのです。
私は、自分の担当分野をしながら、
「どうしたら、働きやすい環境になるか」
「どうしたら、ミスのない、正確な執務ができるのか」
「どうやったら、良い依頼人様と出会えるか」
を考え続けて、
「経営」をしています。
一緒に働いてくれる職員がいなければ、今のわたしはありません。
私が対応するよりも、職員が対応したほうが、スムーズに事が進んで、満足いただけることが
たくさん、たくさんあります。
経験を積んだ優秀な職員が育ってくれて、依頼人様の多様なニーズに応えることができて、
初めて、専門事務所は存続できるものと思います。
これらが積もり積もって、「事務所力」というものが備わるのではないでしょうか。
・・・・私が8年後、以上のように考えるのをずばり見抜いた人が、今日、還暦を迎えられた先生です。
とても、良い祝賀会でした。企画、準備されたこの士業事務所の職員様に、
深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
行政書士 崎田
崎田行政書士事務所(総合窓口)(e-jimusho.com)
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すばらしい「経営」じゃないですか!
言うこと、考えることは簡単ですが、実行することははるかに難しいことでうよね。
弊社も人員増強を考えています。
が、なかなか難しいものです。
先生のされている士業では、一人で数人の事務員をかかえていることが多いですが、現場で動ける人員まで採用されているのですから大変だと思います。
また、お会いできることを楽しみにしています。
還暦を迎えられた先生を、私は尊敬しています。この間の祝いの席でまた勉強させてもらいました。
完全な「補助」者を雇い入れるのは簡単なのですが、現場を担当できる「社員」を雇用して育ててゆくのは大変だなと、まだ入り口ではありますが、思います。
またお会いすることを楽しみにしています。いろいろと情報交換できれば幸いです。